MySQLでは、ATAN2()
関数は、2つの値のアークタンジェントを返します。
関数を呼び出すときに、2つの値をコンマ区切りの引数として指定します。
構文
構文は次のようになります:
ATAN2(Y,X)
これは、Y / X
のアークタンジェントの計算に似ています。 、ただし、両方の引数の符号が結果の象限を決定するために使用される点が異なります。
例1-基本的な使用法
この関数がどのように機能するかを示す基本的な例を次に示します。
SELECT ATAN2(2, 1);
結果:
+--------------------+ | ATAN2(2, 1) | +--------------------+ | 1.1071487177940904 | +--------------------+
そして、異なる値を使用した別の例。
SELECT ATAN2(2.5, 1.2);
結果:
+--------------------+ | ATAN2(2.5, 1.2) | +--------------------+ | 1.1232763516377267 | +--------------------+
例2–負の値
負の値を使用した例を次に示します。
SELECT ATAN2(-2, -1);
結果:
+---------------------+ | ATAN2(-2, -1) | +---------------------+ | -2.0344439357957027 | +---------------------+
そして、これが正の値と負の値を組み合わせた例です。
SELECT ATAN2(2, -1);
結果:
+--------------------+ | ATAN2(2, -1) | +--------------------+ | 2.0344439357957027 | +--------------------+
例3–関数の受け渡し
この例では、PI()
を渡します 引数の1つとして機能します(PI()
関数は3.141593の定数値を返します。
SELECT ATAN2(PI(), 1);
結果:
+--------------------+ | ATAN2(PI(), 1) | +--------------------+ | 1.2626272556789118 | +--------------------+
単一の引数を渡す
この関数に単一の引数を指定すると、(少なくとも私のシステムでは)機能するように見えます。ただし、MySQLのドキュメントには、実際には単一の値が有効かどうかが明示的に記載されていません(その構文は、2つの値のみが有効であることを意味します)。
ただし、ATAN()関数では、単一の値を渡すことができます。