SQLite lower()
関数を使用すると、文字列を小文字に変換できます。
より正確には、すべてのASCII文字が小文字に変換された引数のコピーを返します。
例
これがデモンストレーションの基本的な例です。
SELECT lower('BLACK Cat');
結果:
black cat
データベースの例
lower()
の使用例を次に示します。 データベース列に対するクエリで機能します。
SELECT
CatName,
lower(CatName)
FROM Cats;
結果:
CatName lower(CatName) ---------- -------------- Brush brush Brash brash Broosh broosh 100%Fluff 100%fluff 100$Fluff 100$fluff
ここで、左側の列には元の値が含まれ、右側の列には小文字に変換された値が含まれています。
引数の数
lower()
関数に必要な引数は1つだけです。
引数を指定しないと、エラーが発生します。
SELECT lower();
結果:
Error: wrong number of arguments to function lower()
また、提供する引数が多すぎると、エラーも発生します。
SELECT lower('Black', 'Cat');
結果:
Error: wrong number of arguments to function lower()
非ASCII文字
前述のように、lower()
ASCII文字(英語で使用される26文字)でのみ機能します。 SQLiteは、デフォルトではASCII文字の大文字/小文字のみを理解します。
非ASCII文字で大文字と小文字を変換する必要がある場合は、SQLiteICU拡張機能をロードできます。
この拡張機能によって提供されるICUベースの関数は、定義されている場合、Unicode文字の全範囲のケースマッピングを提供します。