Oracleでは、ABS()
関数は引数の絶対値を返します。
絶対値は、符号に関係なく、実数の非負の値です。方向を考慮せずに、数直線上にあるゼロからの距離を表します。
構文
ABS()
関数の構文は次のようになります:
ABS(n)
n
の場所 任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換できる任意の非数値データ型にすることができます。
この関数は、引数の数値データ型と同じデータ型を返します。
例
デモンストレーションの例を次に示します。
SELECT ABS(-7)
FROM DUAL;
結果:
ABS(-7) __________ 7
-7
の絶対値 7
です 。
これは、正の7
を渡した場合に得られる結果とまったく同じです。 :
SELECT
ABS(7),
ABS(-7)
FROM DUAL;
結果:
ABS(7) ABS(-7) _________ __________ 7 7
ヌル値
null
を渡す ABS()
へ null
を返します :
SET NULL 'null';
SELECT ABS(null)
FROM DUAL;
結果:
ABS(NULL) ____________ null
デフォルトでは、SQLclおよびSQL * Plusは、SQL SELECT
の結果としてnull値が発生するたびに空白を返します。 声明。
ただし、SET NULL
は使用できます 返される別の文字列を指定します。ここでは、文字列null
を指定しました 返却する必要があります。
引数の数が正しくありません
ABS()
を呼び出す 引数を渡さないとエラーが返されます:
SELECT ABS()
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT ABS() FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action:
また、間違った数の引数を渡すと、エラーが発生します:
SELECT ABS(1, 2)
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT ABS(1, 2) FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action: