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EMCLIによるブラックアウト

    以前の投稿では、コマンドラインでエージェントのemctlユーティリティを使用してEnterpriseManagerのブラックアウトを設定する方法について説明しました。クラスタ化されたデータベースでブラックアウトを設定しようとするまで、すべてが正常に機能していました。クラスタ化されたデータベースターゲットにブラックアウトを設定しようとすると、次のようなエラーが発生します。

    ./emctl start blackout testblackout orcl
    Oracle Enterprise Manager 11g Release 1 Grid Control 11.1.0.1.0
    Copyright (c) 1996, 2010 Oracle Corporation. All rights reserved.
    "orcl" is a cluster target, hence skipping it. Please use EM console.

    Metalink Note 419740.1から、エージェントのemctlユーティリティを使用してRACデータベースにブラックアウトを設定できないことがわかりました。 Enterprise Managerでブラックアウトをスケジュールするオプションはありますが、それでもコマンドラインからこれを実行したかったのです。秘訣は、OMSサーバーでEMのemcli(コマンドラインインターフェイス)ユーティリティを使用することです。

    export JAVA_HOME=/u01/app/oracle/product/middleware/oms11g
    export PATH=$JAVA_HOME/jdk/bin:$PATH
    cd /u01/app/oracle/product/middleware/oms11g/bin
    ./emcli login -username=bpeasland
    ./emcli create_blackout -name="Standby Snapshot" -add_targets="resp:cluster_database" -description="Standby taken down to perform cold snapshot" -schedule="duration::10" -reason="backup"
    ./emcli logout

    残念ながら、このオプションではログインが必要であり、これをシェルスクリプトに入れたい場合は、パスワードをコーディングする必要があります。


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