MySQLでは、LOG()
関数は、指定された値の自然対数を返します。
関数を呼び出すときに、指定した値を引数として指定します。
構文
この関数は、1つまたは2つの引数で使用できます。 1つの引数を使用すると、次のようになります。
LOG(X)
X
自然対数を返す値です。
X
が0.0E0以下の場合、関数はNULL
を返します 警告が生成されます。
次のように、2つの引数で使用することもできます。
LOG(B,X)
この場合、関数はX
ベースへB
。 X
0以下、またはB
が1以下の場合、NULL
返されます。
例1–1つの引数
これは、1つの引数を使用してこの関数がどのように機能するかを示す基本的な例です。
SELECT LOG(3);
結果:
+--------------------+ | LOG(3) | +--------------------+ | 1.0986122886681098 | +--------------------+
そして、これは別の値を使用した別の例です。
SELECT LOG(0.3);
結果:
+---------------------+ | LOG(0.3) | +---------------------+ | -1.2039728043259361 | +---------------------+
例2–負の値
負の値を渡す例を次に示します。
SELECT LOG(-3);
結果:
+---------+ | LOG(-3) | +---------+ | NULL | +---------+
この例では、指定された引数が0.0E0未満であるため、NULL値を返します。
例3–ゼロ
引数としてゼロを渡す例を次に示します(前の例と同じ結果が得られます)。
SELECT LOG(0);
結果:
+--------+ | LOG(0) | +--------+ | NULL | +--------+
例4–式
次のような式を渡すこともできます:
SELECT LOG(2+3);
結果:
+--------------------+ | LOG(2+3) | +--------------------+ | 1.6094379124341003 | +--------------------+
例5–2つの引数
これは、2つの引数を使用してこの関数がどのように機能するかを示す例です。
SELECT LOG(10, 100);
結果:
+--------------+ | LOG(10, 100) | +--------------+ | 2 | +--------------+
そして別の例を使用して:
SELECT LOG(100, 10);
結果:
+--------------+ | LOG(100, 10) | +--------------+ | 0.5 | +--------------+
例6–NULLの結果
前述のように、最初の引数が1以下の場合、NULL値が返されます。
SELECT LOG(1, 10);
結果:
+------------+ | LOG(1, 10) | +------------+ | NULL | +------------+
また、2番目の引数がゼロ以下の場合もNULL値が返されます。
SELECT LOG(10, 0);
結果:
+------------+ | LOG(10, 0) | +------------+ | NULL | +------------+
MySQLにはLN()
もあります LOG()
と同義の関数 関数(ただし、単一引数の構文のみを使用)。
MySQLにはEXP()
もあります LOG()
の逆関数 単一引数構文を使用する場合の関数。