MariaDBでは、LTRIM()
は、先頭のスペース文字が削除された文字列を返す組み込みの文字列関数です。
構文
構文は次のようになります:
LTRIM(str)
str
先頭のスペースを削除する文字列です。
例
基本的な例は次のとおりです。
SELECT
' Caribbean Sea ' AS "Untrimmed",
LTRIM(' Caribbean Sea ') AS "Trimmed";
結果:
+---------------------+------------------+ | Untrimmed | Trimmed | +---------------------+------------------+ | Caribbean Sea | Caribbean Sea | +---------------------+------------------+
ここでは、最初の列はトリミングされておらず、2番目の列はLTRIM()
でトリミングされています。 。
文字列の左側だけがトリミングされていることがわかります。右側はそのままです。
文字列内のスペースがそのまま残っていることもわかります。
ヌル引数
引数がnull
の場合 、結果はnull
です :
SELECT LTRIM(null);
結果:
+-------------+ | LTRIM(null) | +-------------+ | NULL | +-------------+
Oracleモード
でない場合 Oracleモードで実行している場合、結果が空の場合(つまり、長さがゼロの場合)、結果は空の文字列になります。
ただし、Oracleモードで実行すると、結果はnull
になります。 。
ここではデフォルトモードになっています(つまり、 Oracleモードの場合):
SELECT LTRIM('');
結果:
+-----------+ | LTRIM('') | +-----------+ | | +-----------+
それでは、Oracleモードに切り替えましょう:
SET SQL_MODE=ORACLE;
そして、コードを再度実行します:
SELECT LTRIM('');
結果:
+-----------+ | LTRIM('') | +-----------+ | NULL | +-----------+
これを行う別の方法もあります。 Oracleモードに切り替える代わりに、LTRIM_ORACLE()
を使用できます。 関数名として。
デフォルトモードに戻しましょう:
SET SQL_MODE=DEFAULT;
そして、LTRIM_ORACLE()
を実行します :
SELECT LTRIM_ORACLE('');
結果:
+------------------+ | LTRIM_ORACLE('') | +------------------+ | NULL | +------------------+
引数がありません
LTRIM()
の呼び出し 引数がないとエラーになります:
SELECT LTRIM();
結果:
ERROR 1582 (42000): Incorrect parameter count in the call to native function 'LTRIM'