Oracleでは、ATAN()
関数は、引数のアークタンジェント(逆タンジェント)を返します。
つまり、タンジェントが引数である値を返します。
構文
構文は次のようになります:
ATAN(n)
n
無制限の範囲に含めることができます。
例
次に例を示します:
SELECT ATAN(0.7)
FROM DUAL;
結果:
ATAN(0.7) ____________________________________________ 0.610725964389208616543758876490236093837
非数値引数
引数は、任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換できる任意の非数値データ型にすることができます。
数値データ型に変換できない非数値引数を指定すると、次のようになります。
SELECT ATAN('One')
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT ATAN('One') FROM DUAL Error report - ORA-01722: invalid number
ヌル値
null
を渡す ATAN()
へ null
を返します :
SET NULL 'null';
SELECT ATAN(null)
FROM DUAL;
結果:
ATAN(NULL) _____________ null
デフォルトでは、SQLclおよびSQL * Plusは、null
の場合は常に空白を返します。 SQL SELECT
の結果として発生します 声明。
ただし、SET NULL
は使用できます 返される別の文字列を指定します。ここでは、文字列null
を指定しました 返却する必要があります。
引数の数が正しくありません
ATAN()
を呼び出す 引数を渡さないとエラーが返されます:
SELECT ATAN()
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT ATAN() FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action:
また、間違った数の引数を渡すと、エラーが発生します:
SELECT ATAN(1, 2)
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT ATAN(1, 2) FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action: