repmgrのバージョン2.0、PostgreSQLクラスター用のReplicationManagerがリリースされました。このリリースでは、新しい実験機能である自動フェイルオーバーが導入されています。自動フェイルオーバーを使用すると、repmgrは、DBAとの対話なしで、スタンバイを自動的にプロモートし、他のスタンバイを新しいマスターに従わせることができます。また、多くのバグ修正といくつかの新機能が追加されています。発表全体をhttp://repmgr.org/release-notes-2.0.htmlでお読みください。
repmgrについて
repmgrは、DBAとシステム管理者がPostgreSQLデータベースのクラスターを管理するのに役立つ一連のオープンソースツールです。
PostgreSQL 9で導入されたホットスタンバイ機能を利用することにより、repmgrは、高可用性とスケーラビリティの要件を備えたデータベースのセットアップと管理のプロセスを大幅に簡素化します。
repmgrは、管理と日常の管理を簡素化し、生産性を高め、PostgreSQLクラスターの全体的なコストを次のように削減します。
- レプリケーションプロセスの監視;
- DBAがスイッチオーバーやフェイルオーバーなどの高可用性操作を発行できるようにする
repmgrは本番品質のソフトウェアであり、PostgreSQLで世界中で
広く使用されています。多くのユーザーは、レプリケーションの設定を維持するためにrepmgrに依存しています。そのため、新しいリリースを真剣に受け止め、ユーザーのガイドとして成熟度を
マークしています。 repmgr 2.0が
本番環境に移行するにつれ、自動フェイルオーバー機能は
現在ベータ版であると引き続き見なされます。 2.1リリースで完全に成熟することを期待しています。
2ndQuadrantは、
repmgrと自動フェイルオーバー機能の両方を含むPostgreSQLのコントラクトサポートを提供します。