OracleのPLSQLを使用して、あるディレクトリから別のディレクトリにファイルを移動する例を以下に示します。 Oracle内のある場所から別の場所にファイルを移動するには、ソースディレクトリとターゲットディレクトリのデータベースディレクトリオブジェクトが存在している必要があります。そうでない場合は、このタスクを実行するために作成する必要があります。
以下に示すように、ソースの場所のディレクトリオブジェクトを作成します。
Create or Replace Directory source_file_dir as 'D:\text_files\';
以下に示すように、ターゲットの場所のディレクトリオブジェクトを作成します。
Create or Replace Directory target_file_dir as 'D:\text_files_2\';
それに応じて、Linux/Unix環境でもパスを変更してください。次に、プロシージャUTL_FILE.FRENAMEを実行して、以下に示すようにファイルを移動します。
BEGIN UTL_FILE.FRENAME ('SOURCE_FILE_DIR', '1_text_file.csv', 'TARGET_FILE_DIR', 'new_1_text_file.csv', TRUE); END;
UTL_FILE.FRENAMEプロシージャの機能は、Unixmvコマンドに似ています。ターゲットディレクトリにコピーした後、ソースディレクトリからファイルが削除されます。完全な使用法の構文は以下のとおりです(詳細...)。
UTL_FILE.FRENAME ( src_location IN VARCHAR2, src_filename IN VARCHAR2, dest_location IN VARCHAR2, dest_filename IN VARCHAR2, overwrite IN BOOLEAN DEFAULT FALSE);