Oracleでは、TAN()
関数は引数の接線を返します。引数はラジアンで表された角度です。
構文
構文は次のようになります:
TAN(n)
n
ラジアンで表される角度です。暗黙的に数値データ型に変換できる任意の数値データ型または非数値データ型にすることができます。
例
次に例を示します:
SELECT TAN(2)
FROM DUAL;
結果:
TAN(2) ____________________________________________ -2.18503986326151899164330610231368254341
非数値引数
前述のように、引数は、任意の数値データ型、または暗黙的に数値データ型に変換できる任意の非数値データ型にすることができます。
数値データ型に変換できない非数値引数を指定すると、次のようになります。
SELECT TAN('Two')
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT TAN('Two') FROM DUAL Error report - ORA-01722: invalid number
ヌル値
null
を渡す TAN()
へ null
を返します :
SET NULL 'null';
SELECT TAN(null)
FROM DUAL;
結果:
TAN(NULL) ____________ null
デフォルトでは、SQLclおよびSQL * Plusは、null
の場合は常に空白を返します。 SQL SELECT
の結果として発生します 声明。
ただし、SET NULL
は使用できます 返される別の文字列を指定します。ここでは、文字列null
を指定しました 返却する必要があります。
引数の数が正しくありません
TAN()
を呼び出す 引数を渡さないとエラーが返されます:
SELECT TAN()
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT TAN() FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action:
また、間違った数の引数を渡すと、エラーが発生します:
SELECT TAN(1, 2)
FROM DUAL;
結果:
Error starting at line : 1 in command - SELECT TAN(1, 2) FROM DUAL Error at Command Line : 1 Column : 8 Error report - SQL Error: ORA-00909: invalid number of arguments 00909. 00000 - "invalid number of arguments" *Cause: *Action: