バージョン1.7.16では、Easysoft SQL Server ODBCドライバーは、アプリケーションの動作でクエリ結果のデータのサブセットのみが必要であることが示唆された場合に、クライアントカーソルの使用からサーバーカーソルの使用に変更されました。クライアントカーソルを使用すると、データベースは、クエリに応答するときに、単一の応答で完全な結果セットをドライバーに送信します。 1.7.16以降の動作は、この点でMicrosoftのSQLNativeClientがどのように動作するかも模倣しています。
この動作のオーバーライドはバージョン1.8.10で追加されました。これは、アプリケーションが実際に結果セット全体を必要とする場合、サーバーカーソルが遅いため、サーバーカーソルを使用するとパフォーマンスに影響するためです。バージョン1.7.16での変更の別の結果は、SQLServerを搭載したLinuxでCognosを使用していたお客様から報告された問題です。クラスタ化された列ストアインデックスを使用してテーブルをクエリしようとすると、顧客は次のエラーを受け取りました:
"Cursors are not supported on a table which has a clustered columnstore index"
この機能を使用する場合、サーバーカーソルはサポートされないためです。回避策は、この行を/etc/odbc.ini
のODBCデータソースに追加することにより、カーソルの以前の動作に戻すことでした。 :
[SQLSERVER_SAMPLE] . . . OVERRIDE=65536